北九州市議会 2020-09-29 09月29日-07号
内容は、1、アスベストを含有する建材で、アスベスト繊維を遊離する可能性が大きく、当面の対策の第一とすべきものは、経年変化で劣化したり、ひっかくなどにより損傷のある吹きつけ材であること。これが存在する場合、建築物内のアスベスト繊維の濃度が周辺環境大気中の濃度より高くなっている可能性があり、その際は、適切な処置を検討する必要があること。
内容は、1、アスベストを含有する建材で、アスベスト繊維を遊離する可能性が大きく、当面の対策の第一とすべきものは、経年変化で劣化したり、ひっかくなどにより損傷のある吹きつけ材であること。これが存在する場合、建築物内のアスベスト繊維の濃度が周辺環境大気中の濃度より高くなっている可能性があり、その際は、適切な処置を検討する必要があること。
しかし、アスベスト繊維が飛び散ることや吸い込むことが問題になってまいります。吸い込んだアスベストの一部は異物としてたんの中にまざり、体外に排出されますが、残ったアスベストは肺内に蓄積されることになります。アスベスト繊維は悪性中皮しゅの原因となるとされ、肺がんを起こす可能性があることで知られております。その健康被害は、アスベストを吸って長い年月を経てから出てまいります。
アスベスト繊維が飛び散ること、それを吸い込むことが問題であります。吸い込んだアスベストの一部は異物としてたんの中に入ってまざり、体外に排出されます。しかし、排出されないものにつきましては、肺の中に蓄積される。アスベストの繊維は悪性中皮しゅの原因になるとされ、肺がんを起こす可能性があると知られております。その健康被害は、アスベストを吸い込んでから長い年月を経て生じてまいります。
阪神・淡路大震災におけるアスベストの飛散状況については、地震後の平成7年2月に環境省が測定した結果によると、空気1リットル当たりアスベスト繊維数が未検出のものから最大で4.9本の値の範囲内になっており、一部の地域においてやや濃度が高いものが見られているが、都市地域における環境濃度の変動範囲に入っている。
兵庫県伊丹市の中学校体育館の大気濃度を測定した結果、アスベスト繊維を1リットル当たり18.1本の値で検出されたと発表がありました。これは基準値の1.18倍に当たり、一般環境ではあってはならない値だそうです。
しかしながら、空中に散布し、このアスベスト繊維が肺に入ることにより、約20年から30年の潜伏を終えて、肺がんや中皮腫の病気を引き起こすということで、日本では1970年以降の高度経済成長時期には、大変これが大量に使用されたというように聞いております。
岡垣町の調査が、アスベストが含まれておるだろうというものをとって、それで被害がどうなるかということで調査をされよるということですけれども、ここでは大気濃度ですね、大気濃度を測定した結果、アスベスト繊維を1リットル当たり18.1本の値で検出したと。規制基準値というのがあるらしいんで、それは1リットル当たり10本だということで、基準以上のものが学校施設で建設されたと、これは兵庫県の伊丹市のことです。